1.04.2014

マイクロふとし「チーム悲しき熱帯」CT/DL リリース






マイクロふとし “チーム悲しき熱帯”
C45 Type II cassette
Limited edition of 75


Mastered / オシロスコッティ 

Recorded / at Bridge 2006-2007 
Artwork / Son tagging(栗原ペダル) & YPY
label / birdfriend tumblr bandcamp

membar
オシロスコッティ / Hand-made electronics 
森山ふとし / Sampler, Guitar 
栗原ペダル / Electric percussion, Guitar 

オシロスコッティー、森山ふとし、栗原ペダルからなるバンド”マイクロふとし”のアルバムがカセットテープ/デジタルダウンロードにてbirdfriendからリリースされました。

マイクロふとし は2005年頃、音楽家 内橋和久が立ち上げた日本でも稀にみる即興震源地、新世界Brigdeで結成された即興と電子とポップな響きとを発するトリオであった。特質としてはオシロスコッティーが自作する電子楽器が主に制御不能なため、同じ音を意図して発する事が不可能であった。ゆえに必然と作曲概念は生まれえなかったが、森山ふとしが日夜、ZOOMのサンプラーに溜め込んでいた日常の生活音から採取したキラメク様なポップシーケンスが絡まることによって不思議と半コンポーズ状態になっていく。つまるところ、マイクロふとしは即興バンドでありながら何とか曲を有しているとゆう奇々怪々な状態、さらに言うとコンポーズと反コンポーズを同時に行き交う希有なバンドであった。この2人が奏でる音楽に栗原ペダルの演奏は隙間を縫う様に、また、破壊をもたらすように乗っかっていただけのようだが、上で述べたようなバンド概念を自覚的にマイクロふとしへと注ぎ込んでいたのだ。
今回、蓄えていた音源たちをgoat、bonanzas、YPYで活躍する日野浩志郎に渡したところ、彼の立ち上げたカセットレーベルbirdfriendにてリリースされることになりました。デジタルダウンロードはbandcampにて、カセットテープはnewtone recordHOP KENegypt recordfaderbyheadz.comにて取り扱い予定です。